"学校が総合的な人格形成を目指しているのに対して、学習塾は主要教科に関しての弱点増強や高度な学ぶ、入試対策などに力を入れている。
大きな習得塾では（生徒の大方が市立中に通い、県立高を目指すものとする）、各中学の各学年各クラス・各教科の教科担任を知っており、質問書（内申書）を上げるため、教員ごとに効果的な発言・アピールの仕方やノートの取り方を指導するケースがある。
大手の塾では塾生が多いため塾内模試を、中小の塾では模擬試験専門法人の模試や教材企業が主催する模試、塾団体が設立運営する模試を採用している。
その上「家庭教師」になるが運動会を前に徒競走の指導や、授業の鉄棒・縄跳びなどの指導などの実技指導も滅多になくなっている。
また、ごく部分には決まったテスト前に中学副教科（保健体育・音楽・技術家庭・美術）の記述勉強に対応するところもあるほか、理科実験など実技的なものを学ばせ注意度をあげる塾も存在する。
多くの塾は主要5教科（国語、社会、算数/数学、理科（物理、化学）、英語）の勉強に特化しているが、保護者や生徒のお願いが英語・数学（算数）・国語に集中することから、個人塾には英語のみ、英・数（算）・国のみなど科目を限定しているところも多い。
多くの塾は模擬試験を実施しており、個人の学力レベルをそこそこ正確に知る事もできる。
学習塾の数だけでいえば個人塾が圧倒的に多く、それぞれ個性的な指導で実績を上げているところも多々ある。
保持者のお願いに解答、いつもの学習よりも中学入試、高校入試での合格を主な目的とする巨大資本進学塾も多くその合格実績を競っている。