業務用食器洗浄機には、乾燥機能を備えていないものが多いが、すすぎの際には、80℃〜90℃の温水にリンス剤が自動的に注入されるため、乾燥機能が無くてもわりと早く食器が乾燥し、食器が消毒殺菌される。
いずれのタイプでも大いに強力な水流で洗うので、数十秒〜1〜2分で洗い終わるが洗浄音は概して大きい。
業務用食器洗浄機会にはラック式とコンベア式がある。
また、食器のうちガラスコップ専門の洗浄機として「グラスウォッシャー」がある。
このタイプは食器を置くカゴが複数用意してあり、シンクからそこへ食器を移しそれを滑らせ従業員に体力の負担をかけないように考慮されている。
なお、可動式のフタ状のものをかぶせると、そのフタの内面が食器洗いゆとりスペースになるスライド式のタイプもある。
営業許可を受ける際に、レベルを満たした業務用食器洗浄機が据え付けされていると、シンクなどの設置基準が緩和される。