現在ではオートクチュール、ファッションは当然、ファインジュエリーや時計、フレグランス、コスメティックにいたるまで、現在も働く女のためのエレガンスの作り手として、褪せることのない魅力を放ち続けています。
その歴史は1910年、ココ・シャネルがパリのカンボン通りに開いた帽子店「シャネルモード」から始まります。
家庭の事情から孤児院や修道院で育ったココ・シャネルですが、まさにその環境で身に着けた洋裁技術と生活体験から、「働く女性のための服」という新カテゴリーの世界を創りあげたのです。
そしてビアリッツ、パリに開いたクチュールハウスでは、シャネルスーツなど「女性の自立」「女性の解放」を哲学とする新たなトレンドを生み出し、クチュリエとしてのみならず、文化的な側面からも高く評価されるブランドへと発展を遂げます。
シャネル・スーツやマリリン・モンローの愛用でも知られる香水、シャネルN°5。
マトラッセやカンボン、マドモアゼルなど定番ラインのバッグ、財布、キーケースは、いつのご時世も人気のアイテムです。
その革新的でエレガントなワールドワイド観で、20世紀を代表するラグジュアリーブランドとして愛され続けるシャネル(CHANEL)。
ココが作りだすシンプルで意匠性の高い帽子は女性たちの間でたちまち大きな大注目となり、シャネルブランドの名声を築く礎に。
その後ドーヴィルにオープンしたブテックでは、ジャージ材質を使った機能的で着心地の良い服で女子の生き方をイノベーション。